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歩き遍路は無理することなく巡れるツアーがおすすめ

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お遍路とは四国各県にある弘法大師・空海にゆかりのある霊場(札所)を巡る事を指します。霊場の数は八十八か所あり、それ故に四国八十八か所と呼ばれています。弘法大師が四国を修行しながら巡ったのが平安時代であり、それ以降約1200年の歴史があります。現在のような八十八か所巡るスタイルが定着したのは四国遍路が大衆化した江戸時代といわれています。巡礼する人はお遍路さんと呼ばれ、歩いて巡る人を歩き遍路といいます。歩き以外に移動手段がなかった時代は歩くのが当たり前でしたが、八十八か所全てを巡ると約1400キロに及ぶ長丁場のため、修行の旅といわれています。遍路に出る人の目的は様々です。かつては純粋な信仰心が動機になる場合や、悟りをひらくなどの精神修養を目的に遍路に出る人も多かったのですが、現在では開運や縁結び、自分探しなど、動機も多様化してきています。お遍路というと何か堅苦しいような雰囲気やルールがあるように思われていますが、このようにどのような動機でも良いと柔軟性があるのがお遍路の特徴です。歩き遍路以外にも車や電車を利用しても良く、また、霊場の巡り方などにも特に決まりはないものも特徴となっています。

歩き遍路はお遍路さんの魅力が一番分かる方法です。長い遍路道を難行苦行の末に踏破した時の達成感や、地元の人たちとのふれあいを通して、新しい自分を再発見できるなどの大きな実感があるものです。しかし、歩き遍路は時間的な余裕がある人や体力のある人に限られてしまいます。また、日数がかかるため費用も大きくなりがちです。日数が取れない人や体力に自信のない人に向いているのがバスやタクシーを利用したお遍路さんです。現在ではバスやタクシーを利用したツアーは移動手段としてもっともポピュラーであり、中高齢者を中心に人気になっています。バスコースのメリットは移動がラクな事や参加人数が多いので新たな出会いがあったり、何より費用がお手頃な価格であったりする事があります。タクシーコースは寺社の門前まで車で乗り入れが出来るので足腰に不安がある方でも安心して巡礼が可能です。自分のペースに合わせてお参りが出来、行きたい観光名所や車窓から見て気になったスポットへも自由に立ち寄れます。これらのコースには札所での作法などを教えてくれる先達と呼ばれるドライバーがいるので、お遍路さんに対して知識がない方でも安心して巡る事が可能です。

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